直良信夫顕彰記念館

二王座歴史の道の切通しといわれる道の傍らにある長屋が直良信夫の生家です。生家跡を資料館として信夫縁の資料を展示しています。
直良信夫(なおらのぶお)は、日本の考古学史上初めて日本列島に住んでいた「日本原人」の骨を発見した人物です。この骨は、後に採取した場所の名を冠し、「明石原人」と命名され、その名は広く世に知られるようになりました。
彼は、明治35年(1902年)臼杵市二王座の切通しにおいて、村本家の次男として生まれました。彼は貧しい生活環境にありましたが、勉学への志を捨てがたく上京し、考古学や古生物学の学問にいそしんでいましたが、苦学の中で病におかされ、転地療養のつもりで臼杵に帰る途中、子供のころ生家の近所に下宿していてよく勉強を教えてくれた直良音先生が姫路の女学校に勤務しているのを思い出し訪れます。この訪問が後の彼を不思議な運命へと導くことになります。
音先生との結婚、そして昭和6年(1931年)明石の西八木海岸において、日本で最初の原人骨発見へとつながっていきます。

住所
臼杵市大字二王座
電話
0972-63-1111
営業時間
9:00~16:30
位置情報サービス
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