臼杵まなび旅

ひと手間かけて引き出す
ほんまもんの味

アシカリカヨさんの紹介画像

芦刈 佳代

アシカリ カヨ

『めぐみ工房』代表
若い頃から茶道・華道・書道・剣道など、あらゆる”道”を習う。
通っていた華道の先生から受け継いだうりの粕漬けから始まり、加工品作りの道へ。工房で作った「夏かぼすのマーマレード」「夏かぼすとローズマリー」が『2019年ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会』で金賞を受賞。

めぐみ工房

無農薬の農産物を使って加工品を作ろう。知人からのそんな誘いを受けて芦刈佳代さんが『企業組合グループめぐみ工房』に参加したのが、約10年前。その後、会は一度解散したのだが、7年前から芦刈さん個人が引き継ぐ形で『めぐみ工房』を運営している。主な活動は、加工品の製造と農産物の販売。加工品は漬物やマーマレード、シロップなど、年間で14種を作るという。

現在は、メンバー3人が週に4日ほど集まって作業を行なう。臼杵市の農産物だけで手作りするため生産量も多くはないが、大事なのは量ではないことは3人が一番知っている。「私たちの加工は、素材にほんのひと手間を加えるだけ。本当にシンプルです。もちろん添加物などは使いませんよ。それでもおいしいものができるのは、臼杵の野菜や果物が本当においしいからです」と芦刈さん。なかでも地元酒蔵の酒粕で「ほんまもん野菜」を漬けた粕漬けは、臼杵の土と醸造文化と人の手仕事が融合した、ここでしか出会えないおいしさだ。

「有機の堆肥でゆっくり育った『ほんまもん野菜』は、味も食感もぜんぜん違う。このおいしさを多くの人に知ってもらいたいですね」と芦刈さん。大地の恵みと、人の恵み。この工房のおいしさの中には、いろんな恵みがたっぷり詰まっているようだ。

TOP