臼杵まなび旅

ガイドすることで深まる
自分の中の臼杵愛

イシザキタツオさんの紹介画像

石崎 達雄

イシザキ タツオ

うすき町並みガイドの会2代目会長。
1996年に伊予銀行を退職し、臼杵に帰郷。
「ガイドは生きがいであり健康づくり」と、1日5000歩以上歩いて体調を記録するなど、毎日の健康管理に気を配っている。

うすき町並みガイドの会

  • 住所:〒875-0043 臼杵市二王座286(万葉しおりの店)
  • 電話:0972-63-7898

石畳と、その上に続く瓦の波が美しい。「二王座歴史の道」は、城下町の面影を色濃く残した人気の散策スポットだ。石崎達雄さんは『うすき町並みガイドの会』の会長として、訪れた多くの人に臼杵の魅力を伝えてきた。朗々とした語り口からは、豊富な知識とともに町への深い愛情が感じられる。

出身こそ臼杵だが、子どもの頃は父親の仕事で大分県内を転々としたという。自身も銀行員として四国や大阪で勤務し、定年後にようやく臼杵に帰ってきた。「だから臼杵のことはあまり知らなかったんです」と話す石崎さんは、それまでの空白を埋めるように民生委員として活動するなど、地域に溶け込もうとした。そんな石崎さんが縁あって『うすき町並みガイドの会』に入ったのも、自然な流れだったのかもしれない。1998年からガイドを始め、多い時は年間200回以上も町を案内したという。「なかでも『二王座歴史の道』は人気ですね。通りに風情があるし、無料休憩所の旧真光寺もある。上の部屋からの眺めは最高ですよ」。我流で身に付けたガイド術は”歴史に忠実な話より、楽しい話を”がモットー。「料金をいただく以上、私たちもプロでなければ」と、その意識も高い。退職後に見つけた新しい生きがい。石崎さんの第二の人生は、まだまだこれからだ。

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