うすきってどんなとこ?

臼杵全景

歴史と文化の薫るまち うすき

城下町臼杵

絵:臼杵市出身の画家 玉田信行氏作品より。

 臼杵は、キリシタン大名としても有名な大友宗麟が築城した臼杵城の城下町として栄えた町で、大友時代の南蛮文化、キリシタン文化の歴史を感じることができます。

 江戸時代は美濃の郡上八幡から入封した稲葉氏が臼杵藩5万石の城主として統治し、その歴史を示す江戸時代初期の古絵図にある町割りが、現在もそのまま町並みとして残っており、商家や武家屋敷、神社仏閣などの昔の建物が多数残されています。また、稲葉時代からの祭りなど伝統行事や質素倹約の時代を反映した文化なども体感することができるまちが臼杵です。

 さらに、平安末期から鎌倉時代に遡ると、石仏の里深田にある国宝臼杵石仏を始め各所に石造物が多数残り、阿蘇の大噴火により堆積した凝灰岩に当時の人の思い(祈り)を込めた石造文化に触れることができます。
 食文化においては、豊後水道で獲れた日本有数の味を誇るトラフグをはじめ海の幸に恵まれ、黄飯(オウハン)やきらすまめしなどの郷土料理、また、有機の里として有機農業の盛んな野津地域の野菜類やその他山の幸にも恵まれたまちです。
 さらに、江戸末期から醤油・味噌や地酒などの醸造業を主要産業として発展した町でもあります。
うすきの人々は、“おもてなしの心”を持って、そして“人と人とをつなぐ観光”を心がけ皆様をお迎えします。

古絵図の町割りが残るまち うすき

古絵図の町割りが残る町臼杵

 臼杵市教育委員会が所蔵する江戸時代初期の古絵図に残された町割りがそのまま残っているのが臼杵の町並みです。
 この町並みは、先人達が臼杵の歴史と伝統を残し受け継いできた貴重な財産です。

臼杵城跡

臼杵城跡

 その昔、キリシタン大名として有名な大友宗麟の居城であった臼杵城は、築城当時は丹生島と呼ばれる孤島上の城郭で堅固な守りを誇っていました。
 大友氏以降、福原直高、太田一吉が城主を務めたのち、慶長5年(1600年)からは、美濃から入封した稲葉氏が廃藩置県まで15代にわたってこの城を居城とし臼杵藩の支配にあたっていました。
 現在は2つの櫓と書院の庭園の一部、石垣などを残すだけで、臼杵公園として市民の憩いの場となっています。春はサクラの名所としても有名です。

二王座歴史の道・旧真光寺

二王座歴史の道・旧真光寺

 石畳で整備された臼杵を代表する道です。武家屋敷、神社仏閣などの昔の建物が多数残され、特に、無料休憩所の旧真光寺の2階から見る景観は最高です。

稲葉家別邸(稲葉家下屋敷)

稲葉家下屋敷

 稲葉家下屋敷は、廃藩置県後に東京に居を移した旧藩主の里帰りのための住宅として、明治35年につくられたものです。
 内部には、杉や檜といった上質の素材が使用され、式台のある玄関や書院作りの奥座敷、謁見の間である、表座敷など、殿さまを迎えるに相応しい格式あるつくりです。
 内部には戦に使われた武具や、昔のお姫様が乗った豪華な駕籠など、稲葉家五万石の品々を展示。
部屋ごとに違った趣を演出する、広々とした日本庭園も魅力的です。

国宝臼杵石仏

臼杵石仏

 古園石仏大日如来像に代表される臼杵石仏(磨崖仏)は、平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫刻されたと言われています。
 その規模と、数量において、また彫刻の質の高さにおいて、わが国を代表する石仏群であり、平成7年6月15日には磨崖仏では全国初、彫刻としても九州初の国宝に指定されました。
 その数は、60余体にもおよび、このうち59体が国宝となりました。

 

石仏公園の蓮畑

石仏公園の蓮畑

 国宝臼杵石仏がある石仏公園内には、四季おりおりの花が咲きますが、特に7月から8月にかけて蓮畑では綺麗で可憐な蓮の花が多数咲き誇り、観光客の目を楽しませてくれます。

 

風連鍾乳洞

風連鍾乳洞

 大正15年(1926年)に発見され、2年後に天然記念物に指定されました。
 奥行500mの閉鎖型の鍾乳洞であるため外気の侵入が少なく、風化することなく純白に近い光沢を放ち続けています。
 その美観の美しさは、日本で一番の記念物とも言われる時の結晶美を見ることができます。

キリシタン墓地

 平成23年5月、臼杵市野津町の下藤地区共有墓地で、16世紀末から17世紀初頭(安土桃山時代から江戸時代初期)に造られたキリシタン墓地が発見されました。
 49基のキリシタン墓があり、この数は国内最大規模、江戸時代の厳しいキリスト教弾圧を免れて、このようにキリシタン墓がほぼ完全な形で残っていることは珍しく、現地は保存環境が整備されていないため、一般公開は当面予定していませんが、今後の公開が期待されています。
 臼杵市内には、その他キリシタン文化縁の遺跡が多数あります。

有機の里うすき・臼杵市土づくりセンター

臼杵市土づくりセンター

 臼杵市は、「有機の里うすき」をめざし、安全安心な農産物を消費者に届ける「ほんまもん農業」を推進するため、臼杵市農業再構築の拠点施設として「臼杵市土づくりセンター」を建設しました。
 土づくりセンターでは、土壌成分のバランスを良くし、土壌微生物の働きが活発になる自然の土に近い堆肥である「うすき夢堆肥」を作っています。

ふぐと少年のモニュメント

ふぐと少年のモニュメント

 臼杵城跡の近くにあるモニュメントです。この“臼杵っ子と福呼ぶ一番魚(ふぐ)”という名の像は、ふぐの郷臼杵に加盟する3店(木梨ふぐ九州店、山田屋、春光園)が「ふぐと臼杵の町に感謝を込めて」との思いで寄贈されたものです。

かぼす

 「かぼす」は、臼杵市の特産果樹で、古くから民家の庭先に植栽されていました。臼杵市乙見地区に残る言い伝えによると、江戸時代に宗源という医師が京都から持ち帰った苗木を植えたのがはじまりとされています。臼杵市内には現在も元祖木が残っています。

 果汁にはクエン酸とビタミンCがたっぷりでさわやかな香りが和食・洋食・中華どんな料理との相性も抜群。しぼったり、スライスで香りと彩りを添えたり、食材のおいしさ、料理の楽しさが広がります。

かぼす
うすき色かぼす

写真左:緑のカボス
写真右:うすきいろのカボス

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