7.福良天満宮

福良天満宮
ふくらてんまんぐう

銅葺き屋根の緑青が美しい拝殿。高台にあるため、臼杵市内が見通せる。

季節ごとに訪ねたい
赤猫に出会える神社


学問の神・菅原道真公を祀る「福良天満宮」。受験シーズンは合格祈願の参拝者がとくに多いが、厄除けや安産祈願、心願成就など、幾多にわたるご神徳があるとされる。その起源は慶長初期(1600年)頃に、円誉上人が福良村小野路に「称名寺」を開山したことから始まる。後に菅原神も安置し、いわゆる神仏習合の寺となった。慶長十三(1608)年に今の場所に移り、明治元年の神仏分離令により「天満神社」となる。社名を「福良天満宮」と改めたのは昭和に入ってからだ。時代の流れの中で祈りの場所や形は変化したが、人々に寄り添いながら祈るという本質は今も昔も変わらない。現代における祈りの場として象徴的なのが「招霊赤猫社」だ。社に置かれた赤い招き猫が多くの人を惹きつけてきたが、近年ではSNSで知名度がさらに上がり、遠方からも参拝者が訪れるという。季節で変わる御朱印とともに、何度でも足を運びたくなる、楽しさにあふれた神社だ。

おみくじだけでも、様々な種類がそろう。

合格御守をはじめ、御守もたくさん。赤猫の絵馬(絵猫?)も大人気だ。

「神社は人と神をつなぐ場所。いつでも気軽にきてほしい」と、宮司の雄嶋 正作さん。
※おじま せいさく

猫好きだけでなく、多くの人が訪れる赤猫社。後ろの木は下から見ると葉の形がハート型に見える。

境内には、こんな可愛い飛び石が。

御朱印

住所
大分県臼杵市福良211
電話
0972-63-2739
駐車場
スタンプの場所
拝殿階段の左側
トイレ

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