4.望月天満社

望月天満社
もちづきてんまんしゃ

高台にあるため周囲は開放的。心地よい風が吹き抜ける。

神にも仏にも会える
風光明媚な社とお堂

水田を見下ろす高台の鳥居と、その横に建つ仏教の不動明王堂。この不思議な光景は古の神仏習合の名残だが、本来なら明治元(1868)年の神仏分離令により、臼杵市内の神社からは仏像が撤去されているはず。ここは神道のご神体と仏教の仏像が今も同じ敷地に祀られている珍しい場所だ。ご祭神の菅原道真(天満大自在天神)は、神仏習合の時代は十一面観音菩薩と一体のもの(本地仏)とされていた。だが、本地仏を薬師如来や不動明王とする場合もあるため、やはり江戸時代のままの集落信仰の姿を残す、貴重なスポットといえる。

江戸時代以前よりここに鎮座していた神社で、江戸時代には「望月天神」と呼ばれていた。

お堂の中には石造りの不動明王が。火炎光背も立体的で美しい。

住所
大分県臼杵市望月
電話
駐車場
境内に駐車可能
スタンプの場所
不動明王堂内
トイレ
臼杵石仏又は公共トイレを利用

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