4.中津浦天満宮

中津浦天満宮
なかつうらてんまんぐう

神社(右上)と瓦屋根と海。海沿いの地区ということがよくわかる。

海部の人の暮らしを見つめる
石段の上の天満宮

中津浦は、市中心部から4キロほど北側にある地区。海と山との間に家々が立ち並ぶ風景は、海部の里らしい風情が漂う。この浦の道沿いに、金属で補強された鳥居がある。この先には2つの神社があり、手前が「恵比寿神社」、石段の上にあるのが「中津浦天満宮」だ。天満宮の建立は明治二十五(1892)年で、それ以前はこの場所に地蔵堂があったと記されている。海や地区全体が見渡せる高台の神社は文字通り、中津浦の守り神といえる。海からの災いを防ぎ、海の幸を人々にもたらす。暮らしに根付いた信仰の姿がここにある。

臼杵には、いろいろな生き物の供養塔がある。ここの「恵比寿神社」には亀の墓があった。

「中津浦天満宮」の境内には、1609年にこの地に流れ着いたスペインのサンタ・アナ号の碑もある。

住所
大分県臼杵市中津浦
電話
駐車場
漁港敷地内鳥居の前
スタンプの場所
亀の供養塔横
トイレ
海辺地区公民館を利用

TOP